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祝! 全国大会に進出しました!!

初の全国大会出場へ!

2011年12月26日

 2011年度FLL(FIRST LEGO League)関東大会が12月24日(土)に埼玉大学にて開催されました。ロボットと未来研究会からは、チーム「OH!I‘M 4s」(オー!アイムフォース)が出場しました。4人という少ない人数構成でありながら、それぞれの個性を発揮し、見事全国大会への切符を手にしました。ロボットと未来研究会では3年前からFLLの活動に参加していますが、全国大会出場は活動始まって以来の快挙となります。


写真は大会当日の子どもとリーダーの様子です。

 FLLの活動は、毎年9月に発表されるテーマに添って行われます。チャレンジは「ロボットゲーム」「プロジェクト」「コアバリュー」の3つに分かれています(詳しくはこちら)。今年度のテーマは「food factor」、つまり「食品の安全」です。
 「OH!I’M 4s」のメンバーはまず、関連する事件や事例等について調べることにしました。そのなかからより興味があるものとして、ミートホープ社のさまざまな偽装問題に目をつけました。食中毒菌が付着した加工食品が学校給食に使用されてしまった、腐った肉を使用していた、産地を偽装していた、など、人の口に入るものに関わる企業としてはあまりにもずさんな実態が見えてきました。
 子どもたちはそこから、検査機関や食中毒についてより深めたいと考えました。そこで、専門家のお話を聞いてみようということで、埼玉大学教育学部家政教育講座の島田玲子先生の研究室を訪問し、直接、お話を聞かせていただいたり、質問に答えていただいたりして、食品の安全に関して全体像が見えてきました。そこでは、現状では、私たちの口に入る食品を直接チェックできる制度はないこと、環境が整ってきても食中毒の発生件数は減っていないことなどを知ることができました。
 このような活動を経て、消費者が自分たちでも安全を確保できるような、食中毒菌の探知と殺菌を目的としたロボット作りに取り掛かりました。さまざまは食中毒菌の特徴やセンサーの機能や最先端の技術について調べ、菌を見つける方法や対処法などについて検討を加えていきました。
 さまざまな活動を通して、食品の安全に関わる知識を増やし、自分たちで問題を設定し、それを解決するための手立てを考えていけるようになりました。
 ミッションについても、自分たちの力に合ったプログラミングで、何度も強さや速さ、時間設定などを変えながら、より高い成功率を目指しました。本番でも、試合の合間に調整をし、試合のたびに点数が上がりました。
 個性的な4人の集まるこのチームは、多様な意見が多く出、それゆえに衝突することも多いです。しかし、「絶対にこれ」というような強引なものではなく、相手を納得させるように努力している姿や、間違ったと思うときにはそれを素直に受け止められる姿を見られるようになってきました。全国大会は、まわりもさらに強豪揃いであることでしょう。
 関東大会での反省を生かして、さらにいいものを作り上げていきましょう!


 

家政学の研究室訪問をしました!

食の安全のためには一人一人の学習が大事!

2011年12月10日

 ロボットと未来研究会のFLLチームは,食の安全について過去に起こったいろいろな事件を手がかりに,その安全を脅かす問題点をあきらかにしようとしてきました。そこで,特にミートホープ事件に関心が集まり,次のような疑問が生まれて来ました。
  1. ミートホープ社の腐った肉が,何の検査もされずに,学校給食で使われてしまったのはなぜか。(食品の安全を確認するはずの)保健所が確認しなかったのはなぜか。
  2. ミートホープ事件でも食中毒を起こす菌が混入していたということが問題の一つとして取り上げられていますが,「食中毒を起こす菌にはどのような 種類があるのか」「その中でも危険度の高い菌は何か」「どのような食品にその ような菌はつき易いのか」「食中毒とは具体的にどのような症状が出るのか」「食 中毒を起こす菌が混入することを防ぐにはどのような方法があるのか」といった食中毒を起こす菌に関することが知りたいです。
  3. ミートホープ社の問題で,実際に食べてしまった人に対して,ミート ホープ社はどのような補償をするのか。
  4. 専門家の人たちは,もっと安心して安全な食品が得られるようになるために,どんな研究をしているのか。
 そこで,専門家の方の話しを聞こうと,埼玉大学教育学部家政教育講座の島田玲子先生の研究室を訪問して,お話をお聞きしたり,質問をさせていただきました。
 12月10日の土曜日に,お休みの所,島田先生の研究室にお伺いしました。今回は,ロボットと未来研究会のチームとふじみ野で活動しているチームの2チームで伺いました。


 スライドを使いながら丁寧に,食の安全を脅かす原因や,それに対して今行われている対処について教えていただきました。先の4つの疑問についても丁寧に回答していただき,チームのみなさんからも追加の質問が活発に出されました。


 最後に島田先生と記念撮影をさせていただきました。島田先生からのメッセージとして印象的だったのは「食を実際に手にする消費者が,もっと食の安全について学ぶことが大事」ということです。技術が進歩しても,それを使う人間が賢くならなければ,結局は防ぐことができないということですね。
 この研究室訪問を終えると,すぐにチームでさらに学習を深めました。さて,この成果がリサーチプレゼンテーションやコアバリューにどう反映されるか?!これからのチームの活動に期待しています。
 最後になりましたが,島田先生,お忙しい中,本当にありがとうございました。