3月4日(土)埼玉大学教育学部C棟において実施しました。入門・応用・研究コースを含め60名を超える研究員が半年間の研究の成果を発表しました。
午前、午後それぞれ第1部は応用・研究コースの研究員の登壇による発表でした。発表のテーマは以下の通りです。
一年間の研究の成果(中には2年にわたる)を一人一人壇上に登ってデモンストレーションをしながら発表しました。
その後、入門のコースの研究員も一緒にA・Bのグループに分かれてポスターセッション形式で発表をしました。



ポスターを用いたまとめの活動・発表会は今回で3回目となります。研究コースの研究員を中心にポスターの完成度も高くなってきています。
・活動の軌跡がわかる。
・問題解決の積み重ねを見ることができる。
・科学的な検証に向けた取り組みが増えている。
・何度もモデルを作り変える活動が行える。
など、活動の内容・取り組みが反映されるようなまとめができているような感じでした。入門コースの研究員たちも応用・研究コースの発表を見ながら質疑をし、自分の興味を深めていってくれる姿を見ることができました。研究員同士でいい刺激を与えあって活動ができれいます。




ロボットの研究の活動は地道な長い道のりです。パーツひとつを変えるとどうなるかを試して、データを取って比較して、実装していくという細かいところにこだわる作業が大切です。見た目には地味ですが、そういった目に見えづらい努力の積み重ねが研究員の問題解決能力・学習態度の向上につながっています。そういった点では研究員全員が、たくさんの試行錯誤を重ね、苦しみながら、楽しみながら活動に取り組むことができました。
代表の野村より31期に向けたロボット未来,ひいてはSTEM教育研究センターとしての新しい指針が示されました。
1)”IOT”インターネットにつながるものづくり
2)生活・学校などの場面で使うことのできるロボット作り
という大きな2つのテーマを掲げて,ロボット未来も次期の活動に取り組んでいきます。